『TTM-V20』
こちら、畳が鼓動するという新感覚の畳で・・
商品名「TTM-V20」。
八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会と日本音響研究所が共同開発した畳です。
見ためは普通の畳なのですが、
寝転ぶと、音や振動を感じられる点が最大の特徴。
振動するスピーカーが、畳の中に6機搭載されているそうです。
目的に合った音源を作り、
いろいろな用途で使われることが想定されています。
■クラブやフェスにて
振動と独特の低音を全身で感じ、音楽体験を拡張
■映像体験
畳に寝転びながら視聴し、映画館のサウンドシステムのような体験
この鼓動畳、
愛知県になってしまいますが、体験できるみたいです。
愛知県蒲郡市で開催されるイベント「森、道、市場2022」への出展予定のようです。
開催日は、2022年5月27日(金)~29日(日)
ポップアップ銭湯「ひらく湯」とコラボレーション。
足湯と畳を融合した空間で、潮風と波の音を感じながら寝転がれるみたです!
私も鼓動畳の用途を考えてみました。
■映画館
映画館の座席をすべて畳に!
畳に寝転びながら、映画のシーンに合わせて振動を起こして臨場感を演出。
ゴロ寝をしながら映画鑑賞の新体験施設!
■銭湯やスパに
少し低めな天井の休憩室に、テレビがつるされていて、
畳に寝転びながらテレビ鑑賞。
銭湯のリクライニングソファに内蔵されているスピーカー感覚で
鼓動する畳を活用!
■チームラボとのコラボ
光、音、最新テクノロジーで魅了し、若い人にも人気で
インスタ映えするチームラボ。
鼓動畳と光る畳を掛け合わせて、畳を知ってもらいたい!
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などなど。いかがでしょうか。
↓ここからは畳がお好きな方、ご覧ください。
国産畳表の絶滅の危機。
今回ご紹介した鼓動する畳「TTM-V20」は、
国産畳の危機的な状況を打破するため、
”畳の可能性をひらく”ことをコンセプトにした
プロジェクトの一貫商品です。
なんとなく畳は減っているんだろうなあと
思う方も多いと思いますが、
「絶滅」と言われてしまうまで減っているのです。
実は、95%減です。
畳の需要が多い全盛期と比べて、
国産畳の生産量は、95%も減少してしまっています。
もちろん、畳(いぐさ)の農家さんも、激減していて、
毎年、毎年、無くなっています。
中国産畳の普及、洋風化など、減少理由は諸説ありますが、
個人的な考えは、畳のイメージ低下だと思っています。
ワインのように、いぐさにもランクがありますが、
家を建てる際に、なるべくコストを抑えるべく、
低コストの中国産畳が使われるようになりました。
中国産畳の中でも、ランクが低い(品質が悪い)畳が使われました。
結果、畳はすぐに
「見ためが悪い」
「すぐに毛羽立つ」
というイメージを持たれる方が増えてきたのだと思います。
上記のような畳が、
数十年にも渡って流通され、
こうしたイメージが定着してしまったのではないかと。
さらには、
中国産畳を国産畳とうたう業者も現れはじめ、
その業者さんの畳を使ったお客様はきっと、
国産畳のイメージが低下しているに違いありません。
このような出来事から、
低品質な中国産畳に押され、
品質が高い国産畳がどんどん減少していったのだと考えています。
品質の低い畳と
品質の高い国産畳の違いをご存知の方も
いらっしゃると思います。
畳が好きで、
やっぱり良い畳を使いたいと思っている方、
国産畳の危機的状況を
少しでも救いたいと思って下さる方。
ぜひ国産畳を選んでいただき、
信用できそうな畳屋さんを選んでいただくことを願っています。
※比較的品質の高い中国産畳もあります。
すべての中国産畳が悪いわけではありません。
引用
■@press
■八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会
■ブログ作成元 五十嵐畳店
[公式ホームページ]
住所:千葉県船橋市駿河台2-18-9
TEL:047-422-1005
[畳工事]
畳替え:表替え、裏返し等の張替え、新調の畳交換、畳の処分
4畳、6畳、8畳など様々な広さの張替えをしております。
[畳の種類]
へりつき畳、琉球畳(へりなし畳)、カラー畳(和紙畳、樹脂畳)、ダイケン
[対応地域]
千葉 (船橋市、市川市、八千代市、習志野市、鎌ヶ谷市、千葉市花見川区)
「畳交換、畳張替え、畳表替え、畳替え、畳新調、畳裏返し・・・」と
いろいろな呼ばれ方をしていますが、畳 張替え方法は3つだけです。
めったにない張替えの機会ですので、できるだけわかりやすく、丁寧に畳張替えをいたします。 五十嵐畳店
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