熊本地震 いぐさ農家さんの被害と畳の影響
- 五十嵐畳店(千葉県) 息子ブログ

- 8月3日
- 読了時間: 3分
更新日:3 日前

今回の熊本地震で、
畳業界が震撼しています。
実は国産いぐさの内、95%以上が
熊本県で生産されており、
そのいぐさ農家さんの
ご自宅、
いぐさの保管庫、
作業場が倒壊、損壊し、被害を受けています。

昨年の熊本豪雨でも
多くのいぐさ農家さんが
浸水被害を受けており、
言葉では言い尽くせない
ご不安やご心労が続いていることとお察しします。

心より、お見舞い申し上げます。
いぐさは1年以上かけてじっくり育て、
年1回、夏に刈り取り収穫を行います。
あの灼熱、炎天下の中、
1ヶ月かけていぐさを刈り取り、
高温で乾燥させ、
10kgの束にしてものすごい量を保管する重労働です。
そのお仕事が終えられた後の地震です。
自分が農家であれば、
正直挫折してしまいます。
あの豪雨災害を乗り越え、
1年も経たない内に地震が起き、
安全もままならないのに、
それでも前を向いている農家さんの姿を
SNSで拝見し、深く敬意を表します。
ぜひ、みなさんもいぐさ農家さんのInstagramを見てください。
◯いぐさ農家さんInstagram
いぐさ農家さんだけでなく、
産地の問屋さんも被害を受け、
畳表の出荷や受注も停止している事態です。

いぐさ農家さんももちろん、
いつ畳表を織ることができるかわからない状況で、水路も被害を受けているので、農業も難しい状況だそうです。
そうなれば国産畳も品薄になっていきます。
そしてまた値上がりもするようです。
問屋さんの話によると、
今年でさらに
いぐさ農家を辞めてしまう人が
増えるだろうと言われています。
平成元年は5000軒もあったいぐさ農家さん、
今は200軒です。
200件の内、7割が60歳以上なんです。
後継者も200件の内、2割しかいません。
これから作業場を建て直し、
いぐさを織る機械を買って設備投資すれば、
資金の回収に何十年もかかります。
辞める気持ちもわかります。
来年は、ほぼ確実に100軒台になってしまいます。
このままでは近い将来、
日本のい草がなくなります。
今できることは寄附、
そして、国産熊本畳で畳替えをすることが
い草農家さんへの支援につながります。
国産いぐさで畳替えいただいた売上の一部を、
被災地の支援に当てさせて頂こうと思います。
どうか日本の文化を、
国産いぐさを、よろしくお願いいたします。
※先日、このような状況なので、今は畳替えができないのかとお問い合わせがありましたが、当店では震災前に畳表を仕入れておりましたので、今月中も畳替え対応しております。遠慮なくお問い合わせください。
■ブログ作成者
五十嵐畳店
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創業昭和四十年。千葉県船橋市及び隣接市を中心に、累計25万枚以上の畳を制作。





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