五十嵐畳店(千葉県) 息子ブログ

2023年2月17日

畳のマメ辞典 畳裏返しはなぜ3~5年が目安?

最終更新: 2023年8月3日

【畳裏返しはなぜ3~5年が目安?】

畳の張替え方法は、3つしかないのですが、

その中でも一番使用目安が短い張替えの方法である「畳裏返し」

使用目安が短い理由は、

今お使いの畳表(畳の表面のこと)を再利用して施工するからです。

再利用しますので、年数が経っているとキレイになりづらいことが多いのです。

畳裏返しは、

下の写真の「①畳表を再利用して、②へりを新しく交換する」ことです。

再利用とは、畳表を床(ボード)から剝がし、

畳表をひっくり返して、縫い直す作業を指しています。

今お使いの畳表を裏面にして再利用することになりますので、

例えば、表面にシミがついていれば、

裏面にまでシミが出てしまっている場合があります。

家具などで畳表が凹んでいる場合も、裏面に影響が出てしまっています。

5年以上経過すると、どうしても裏面のイグサの青々しさがなくなってしまい、

あまり裏返しをする意味がなくなってしまうことがあるんです。

ですので、一般的に「畳の裏返し」の使用目安は短く、

ある程度の年数が経つと表替え工事が最適になります。

実は、昔は裏返しのご依頼が多かったのです。

何部屋も和室がある住宅は、

よく使用する部屋が和室でしたので、

できるだけ畳をキレイな状態に保ちたい!と予算面も抑えられる裏返しもしながら

「表替え→裏返し→表替え・・」と併用する方が多かったです。
 

 

 
ただ、最近の住宅では1部屋のみ和室、客間メインで使う頻度も少ないので

気づいたら15年経ってた・・という方も多く、

そうなると裏返しはできず、表替えになりますので、

表替えのご依頼が多くなってきています。

暮らしの変化とともに、畳替えの方法も

変化してきています。

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「畳交換、畳張替え、畳表替え、畳替え、畳新調、畳裏返し・・・」と

いろいろな呼ばれ方をしていますが、畳の張替え方法は3つだけです。

めったにない張替えの機会ですので、できるだけわかりやすく、丁寧に畳張替えをいたします。 五十嵐畳店