ご挨拶

1000年以上も前から暮らしと共にあった畳
い草農家さんの想いと、大自然の恵み
日本の畳文化をいつまでも。
今はコロナ禍で行けませんが、みなさまは、アジアや欧州などの旅行で印象に残ったことはございますでしょうか。
観光施設や観光地、ご当地グルメを楽しむことはもちろん、その国の聞き慣れない言葉を聞いたり、独特の街並みを歩くだけで楽しかった思い出もあるのではないでしょうか。
きっと、日本に訪れる海外旅行者も同じ気持ちで、
「日本の街並み」「日本ならでは」を楽しんでいるのだと感じます。
日本古来の木造建築が並ぶ京都をはじめ、岐阜の古い街並みや沖縄など、景観・文化を楽しむために多くの海外旅行者が賑わっています。
日本に人気がある理由は、まさに「日本らしさ」「日本ならでは」を体験できる事にあります。日本らしさを感じられる伝統的建造物と、部屋に敷かれた畳。アメリカでは靴を脱がない文化があるように、日本では靴を脱ぎ寛ぐ文化。日本食、日本文化を味わいたい旅行者。だからこそ畳は、日本らしさに欠かせないものだと考えております。
約1000年にわたって使われ続けている畳。
平安時代には貴族の邸宅に使用され、室町時代には茶室として、江戸時代には庶民に浸透してきました。長い歴史の中、日本の生活を支えてきたからこそ、部屋の広さの基準となっている単位「〜畳」。
しかし、洋風化や時代の変化とともに、日本のDNAとも言える畳が減ってきています。時代が目まぐるしく変化している今、畳文化を存続させる為には、畳も変化しなければなりません。昔ながらの伝統的な畳のみに固執せず、畳も時代に合わせなければなりません。
まずは、良質な畳をみなさまに届け、畳の心地よさを実感していただけるよう日々の畳に丹精を込めます。畳だからこその肌ざわり、ほっとする癒しを通じて、少しでも充実した何気ない日常となるように。そんなご家庭を増やすべく、従来にとらわれない新しい啓蒙を検討し、畳の再認知を模索していきます。
自然が育んだ大地の恵み。無意識に気持ちが落ち着いていく畳。日本を象徴する畳の文化が後世に残るよう、これからも畳という自然の恵みを、暮らしのパートナーとしてご愛用いただければ幸いです。





代表取締役社長


心地よい日常を
人の手の感覚で、うまれて、生きる畳を。
職人の技で、ひと針に想いを込めて。
日本のくらしに根付き、生活にとけこむ畳で
何気ない日常を心地よく
