
和室でストーブやファンヒーターを使うのはできるだけやめましょう ファンヒーター 畳の上
朝晩が冷え込んできましたね。。
本格的に寒くなってくると
暖房や石油ストーブ、最近は電気式ファンヒーターを和室で使う方も
多くなると思います。
そこで畳とストーブの関係性について
少しお話できればと思います。
結論は、畳をできるだけ長持ちさせるなら
「和室でストーブやファンヒーターは使わない!」
です。
なぜかと言いますと、
畳の表面(いぐさ)は、植物なので一定の水分が含まれています。
そしていぐさは、冬の方が中に含まれている水分量が少ないと言われています。
「部屋が乾燥しているときに、湿気を吐きだし、
湿度があるときに湿気を吸収する」
という、湿度調整の特性が畳(いぐさ)にあるからです。
そのため、冬の方が乾燥している為、
いぐさの中の水分が少ない状態になっています。
そのいぐさの中の水分が、
石油ストーブや、ファンヒーターの熱風によってさらに少なくなり、
極端に乾燥した状態になってしまうんです。
極端に乾燥した状態だと、
いぐさの表面がカサカサになっているので、
そのまま畳を使う(摩擦がおきる)と、
表面のいぐさがむけやすくなってしまうからなんです。
(カサカサになった時の人の肌と同じですね)
冬なので暖房やストーブは必須ですし、
畳のために、寒さを我慢するのでは本末転倒です。
その温風が、至近距離でいぐさにあたるのが良くないので、
ストーブ ファンヒーター 畳の上 で使うときは、
ストーブを畳に向けないようにするとベストです。
畳の部屋が多いご自宅もあると思いますので、
畳の上で、電気ストーブ、石油ストーブ、ファンヒーター、暖房などを
使わざるをえない方もいらっしゃると思います。
そういう時も、至近距離で当たらないよう、
暖房を上に向けて使用するなどの工夫が大切です。
表面のいぐさがむけて、
畳のささくれが、洋服や靴下につくと
嫌ですよね。。
畳がささくれるのを遅らせたり、
ささくれの進行を抑える為にも、
畳に至近距離で直接温風があたらないようにすることを
おすすめします!

■五十嵐畳店
[公式ホームページ]
住所:千葉県船橋市駿河台2-18-9
TEL:047-422-1005
(7:00~20:00不定休)
[畳工事]
畳替え:表替え、裏返し等の張替え、新調の畳交換、畳の処分
4畳、6畳、8畳など様々な広さの張替えをしております。
[畳の種類]
へりつき畳、琉球畳(へりなし畳)、カラー畳(和紙畳、樹脂畳)、ダイケン
Comments