畳の上に温風式ストーブ・ファンヒーターは使わないで!ファンヒーター 畳の上
- 五十嵐畳店(千葉県) 息子ブログ

- 2024年11月4日
- 読了時間: 3分
更新日:20 時間前

和室でストーブやファンヒーターを使うのはできるだけやめましょう ファンヒーター 畳の上
朝晩が冷え込んできましたね。。
本格的に寒くなってくると
暖房やストーブ、最近は電気式ファンヒーターを和室で使う方も
多くなると思います。
そこで畳とストーブ・ファンヒーターの関係性について
少しお話できればと思います。
結論は、畳をできるだけ長持ちさせるなら
「和室で温風式ストーブや、ファンヒーターは使わない!」
です。
なぜかと言いますと、
畳の表面(いぐさ)は、植物なので一定の水分が含まれています。
そして、いぐさは、夏よりも冬の方が
いぐさの中に含まれている水分量が少ないと言われています。
「部屋が乾燥しているときに、湿気を吐きだし、
湿度があるときに湿気を吸収する」
という、湿度調整の特性が畳(いぐさ)にあるからです。
そのため、冬の方が乾燥している為、
いぐさの中の水分が少ない状態になっています。
そのいぐさの中の水分が、
温風式ストーブや、ファンヒーターの熱風によってさらに少なくなり、
極端に乾燥した状態になってしまうんです。
極端に乾燥した状態だと、
いぐさの表面がカサカサした状態になっているので、
そのまま畳を使う(摩擦がおきる)と、
表面のいぐさがむけやすくなってしまうからなんです。
例えると、カサカサになった時の人の肌と同じですね。
冬なので暖房やストーブは必須ですし、
畳のために、寒さを我慢するのでは本末転倒です。
その温風が、
至近距離でいぐさにあたるのが良くないので、
ファンヒーターをなるべく畳に向けないようにするとベストです。
畳の部屋が多いご自宅もあると思いますので、
畳の上で、温風式ストーブ、ファンヒーターを
使わざるをえない方もいらっしゃると思います。
そんな時は、ファンヒーターなどを出す冬の時期だけ
敷き物を敷くなどして、
温風が直接畳にあたらないようにしましょう。
また、至近距離で当たらないよう、
代わりにエアコンの暖房を使用するなどの工夫が大切です。
表面のいぐさがむけて、
畳のささくれが、洋服や靴下につくと
嫌ですよね。。
畳がささくれるのを遅らせたり、
ささくれの進行を抑える為にも、
畳に至近距離で直接温風があたらないようにすることを
おすすめします!

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