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畳のマメ辞典 畳裏返しはなぜ3~5年が目安?

更新日:2023年8月4日


畳裏返しの疑問提起の写真




【畳裏返しはなぜ3~5年が目安?】




畳の張替え方法は、3つしかないのですが、

その中でも一番使用目安が短い張替えの方法である「畳裏返し」




使用目安が短い理由は、

今お使いの畳表(畳の表面のこと)を再利用して施工するからです。

再利用しますので、年数が経っているとキレイになりづらいことが多いのです。



畳裏返しは、

下の写真の「①畳表を再利用して、②へりを新しく交換する」ことです。

畳裏返しを説明するために、畳の構造について紹介している写真

再利用とは、畳表を床(ボード)から剝がし、

畳表をひっくり返して、縫い直す作業を指しています。



今お使いの畳表を裏面にして再利用することになりますので、

例えば、表面にシミがついていれば、

裏面にまでシミが出てしまっている場合があります。



家具などで畳表が凹んでいる場合も、裏面に影響が出てしまっています。



5年以上経過すると、どうしても裏面のイグサの青々しさがなくなってしまい、

あまり裏返しをする意味がなくなってしまうことがあるんです。



ですので、一般的に「畳の裏返し」の使用目安は短く、

ある程度の年数が経つと表替え工事が最適になります。



実は、昔は裏返しのご依頼が多かったのです。

何部屋も和室がある住宅は、

よく使用する部屋が和室でしたので、

できるだけ畳をキレイな状態に保ちたい!と予算面も抑えられる裏返しもしながら

「表替え→裏返し→表替え・・」と併用する方が多かったです。 ただ、最近の住宅では1部屋のみ和室、客間メインで使う頻度も少ないので

気づいたら15年経ってた・・という方も多く、

そうなると裏返しはできず、表替えになりますので、

表替えのご依頼が多くなってきています。





暮らしの変化とともに、畳替えの方法も

変化してきています。







■ブログ作成元 五十嵐畳店

[公式ホームページ]

住所:千葉県船橋市駿河台2-18-9


畳替えのご相談

TEL:047-422-1005  (受付:7:00~20:00 平日・土日祝)

[畳工事]

畳替え:表替え、裏返し等の張替え、新調の畳交換、畳の処分

4畳、6畳、8畳など様々な広さの張替えをしております。

[畳の種類]

へりつき畳、琉球畳(へりなし畳)、カラー畳(和紙畳、樹脂畳)、ダイケン

[対応地域]

千葉県 (船橋市、市川市、八千代市、習志野市、鎌ヶ谷市、千葉市一部地域)

「畳交換、畳張替え、畳表替え、畳替え、畳新調、畳裏返し・・・」と

いろいろな呼ばれ方をしていますが、畳の張替え方法は3つだけです。

めったにない張替えの機会ですので、できるだけわかりやすく、丁寧に畳張替えをいたします。 五十嵐畳店

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